松尾明香|手すき和紙/石川県
【略歴】
1985年生まれ。石川県出身。
2009年 和紙デザイナー・堀木エリ子氏の制作スタッフとなる。ここから和紙の道へ。
2016年 石川県・能登仁行和紙にて従事。
2020年 独立。紙漉き工房ののわし として活動を始める。
【プロフィール】
■この仕事に入ったきっかけは?
昔から祖父に手に職をつけろと言われてきて、職人への憧れを持っていました。
専門学生時代、堀木エリ子氏がアルバイトで和紙制作スタッフを募集していることを知り、知識も経験もないけれどやってみたいと思い応募したのが和紙に進んだきっかけです。
和紙という素材のおもしろさに触れ、つくる楽しさを知り、今も続けています。
■あなたの作品で一番アピールしたいことは?
植物の素材感を活かした和紙づくり。
楮以外に竹や稲わらなど多様な植物を使用して紙をつくります。それぞれの素材の特徴を活かした和紙づくりを目指しています。
■作品作りで心がけていることはありますか?
時間が経っても美しいものをつくること。
■これからあなたが目指すものは何ですか。あるいはどう生きたいですか?
和紙を暮らしの中に取り入れてもらえるように、インテリアとしての和紙づくりをしていきたい。
お客様の要望に応じて、お客様と一緒にものづくりをする。喜んでもらえるもの、愛着のわくものをつくっていきたい。