藤本江里子|三川内焼/長崎県
【略歴】
1968年 三川内皿山のひとつ、江永に生まれる
2001年 平成14年度郵政省(当時)年賀はがき長崎県版に、「独楽まわし」をデザイン
今上天皇皇后両陛下御献上薄手染付唐子絵鉢製作
2006年 約百年ぶりに再現された極薄手磁器、「卵殻手」の絵付製作
2007年 スウェーデン国王・王妃への御献上品「卵殻手海唐子絵珈琲碗皿」の染付絵付製作
2008年 長崎空港エントランス陶壁画製作(左面三枚)
2009年 坂本龍馬愛用の器(望龍碗)の亀山焼染付を研究
2011年 明代永楽・宣徳官窯染付磁器を研究
2016年 ニューヨークにて展示会・絵付実演
2017年 渋谷ヒカリエにて展示会・絵付実演
【賞歴】
1998年 三川内陶磁器作品展入賞
2000年 ながさき陶磁展入賞
日蘭交流四百年を記念し、おらんだ唐子をデザイン。佐世保市長推奨を受ける
【プロフィール】
■この仕事に入ったきっかけは?
三川内焼の産地に生まれ、職人さんたちの仕事の様子を見ながら育ちました。焼き物の魅力を大人になって再確認し、絵付けの技術を伝承したいと思いました。
■あなたの作品で一番アピールしたいことは?
三川内焼の繊細な染付に加えて、幕末輸出期の三川内の金彩色絵技法をもちいています
■作品作りで心がけていることはありますか?
繊細な染付に、色絵や金彩を加える事で、女性らしい表現をしたいです
■これからあなたが目指すものは何ですか。あるいはどう生きたいですか?
これからの若い世代の皆様にも楽しんでいただける伝統絵付けを見出したいです