出展情報 第2回和の匠座展 炎と椿の二人展
第2回 和の匠座展
炎と椿の二人展
会期 2025年4月4日(金)〜6月7日(土)
会場 漆芸しばた(東京・信濃町)
備前焼は釉薬を使わず、炎と土だけで生まれる独特の景色が魅力。窯の中で薪の灰が降りかかり、多彩な景色が自然に生まれます。一点ごとに異なる焼き上がりは、まさに炎と土の対話。素朴ながら力強く、使うほどに味わいを増す備前焼は、日々の暮らしに温もりを添える芸術品です。
村上木彫り堆朱の深い朱色は、まるで厳しい冬を越えて咲く椿の花のよう。静けさの中に凛と燃えるその色は、北限のお茶処として、また塩引き鮭の産地として佇む村上市の風土に育まれた職人たちの情熱と美意識の結晶です。自然と共に歩み、受け継がれてきた文化が、この一輪の朱に息づいています。
川井明美 備前焼(岡山県備前市)
「主に、備前の土「ひよせ」を使い、登り窯で十昼夜焼き締めた炎の色を出しているます。これからも、備前の新しい可能性、領域を求めてデザイン、窯焚きのこころみに挑戦していきます。」
【略歴】
小西陶古の孫
武蔵野美術短期大学卒業
岡山県工業試験場 陶芸センター研修
金井春山先生 松井與之先生 師事
銀座松屋、小田急、東急、横浜そごう
他デパートにて個展多数
【SNSアドレス】
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池野律子 村上木彫り堆朱(新潟県村上市)
村上市の塗師の家に生まれ、結婚を期に家業を継ぐことを決意する。村上木彫り堆朱の普及と村上市の文化と観光の発展にも限りなく情熱を注いでいる。
Youtube 和の匠座サロン-日々の暮らしの中で-「北限のお茶文化と北風に育まれる伝統
和の匠座サロン-日々の暮らしの中で-池野さんの生まれ育った街を紹介しています
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【略歴】
1960年 新潟県村上市に生まれる
1980年 父である伝統工芸士池野陽一に師事
2009年 村上木彫堆朱 塗り部門 伝統工芸士認定