近況報告と作品展のお知らせ
4月9日 - by 須本 雅子
新年度が始まりましたね。皆様、お変わりございませんか?
作年のKOGEI EXPO IN OKAYAMAには沢山のご来場をいただき、ありがとうございました。懐かしい方々にお会いできて、元気をいただきました。予想以上の大盛況に、保存会メンバーと共に忙しくも嬉しい時間を過ごさせていただきました。
今年は、岡西公民館での主催講座を始めてから30年目、年度末には10期生が講座を卒業します。灘崎公民館での講座は、体力的に厳しくなってきたので、今年3月をもって閉めることにしました。引き続き保存会メンバーとして伝承館で活動を続ける方もいます。灘崎公民館で使っていた機や道具を伝承館に持ち帰ったので、伝承館で使っていた私の機を自宅に持ち帰りました。自宅を少しリフォームして、自宅で作業ができるようにしたので、ゆっくり自分の作業を進めながら、五代目となる息子や六代目を目指している孫娘の指導に力を注いでいます。保存会メンバーからSOSがかかれば、もちろん、伝承館にかけつけます‼
今年の秋には、3年に一度の烏城紬作品展を開催します(詳しくは、烏城紬保存会のHPでお知らせします)。作品展に向けて係を中心に準備を進めるとともに、それぞれ作品作りを頑張っています。KOGEI EXPOの際、「着物を売っていないの?」という声を沢山いただき、誰かに着ていただけるような作品を作れるように技術を高めないといけないという気持ちがメンバーに強くなり、以前にも増して、技術の習得に努めています。後楽園の秋を楽しみがてら、作品展に足を運んでくださる方がおられると嬉しいです。
灘崎公民館から戻った機、早速、経糸をかけました。(写真)