![](/images/kurashi/202201/monologue.jpg)
![](/images/kurashi/202201/haiku.jpg)
南天に 雪吹きつけて 雀鳴く正岡子規
窓の外は雪
窓を開けると 外は雪 しんしんと降り積もる雪
降り積もる 降り積もる・・・
粉雪が舞い 吹雪で風に吹き上げられ 積もった雪の雪まくり ひものように垂れ下がる雪ひも 木々の上に積もる冠雪や木の枝から落ちる垂雪 固く締まった締雪
やがて日々が過ぎ べた雪になり 粗目雪 斑雪 綿雪 細雪 牡丹雪 そして最後は沫雪と消え・・・
さあ あなたの心に降り積もるのは なに?
口の中ですっと溶ける霜ばしら、雪の結晶を描いた麩せんべい、大徳寺納豆を和三盆で丸めた雪つぶて・・・
和菓子にも冬の楽しさの風情が・・・
![](/images/kurashi/202201/scene0.jpg)
春待つ宵
![シーン1](/images/kurashi/202201/scene1.jpg)
三寒四温の日々に 日差しは畳の目一つ分ほど毎日伸びて かすかな春の兆しに。雀たちは、騒がしく鳴きながら木々の間を飛び回ります。庭には赤や白、ピンクの椿の花 実をたわわにつけたキンカン、赤い小さな実の南天や千両など、くっきり はっきりした彩りが残雪に映えます。
ひな人形たちの華やぐ部屋で、早く外に行きたいと春待つ衣裳。 華やぐ心にまとい、弾む足元をさばき、夢に舞う姿に、一瞬(ひととき)の青春を楽しむ。
![着尺「木漏れ日」](/images/kurashi/202201/item0.jpg?v2)
着尺「木漏れ日」
-烏城紬<須本雅子>-
-烏城紬<須本雅子>-
![シーン2](/images/kurashi/202201/scene2.jpg)
そしてちょっとふざけて あの人を酔わせてみましょう。
好きなのは 日本酒かしら ワイン、それともビール?
ほろ酔いを楽しんでね…
さあ 早く来い 来い 春よ来い!
羽織裏の虎も見事!!今年の跳躍を狙うごとし・・・
![シーン3](/images/kurashi/202201/scene3.jpg)
虎の羽裏
直径→11.3 cm高さ→2.3cm
-尾張手描友禅〈山田るり子〉-
非売品
直径→11.3 cm高さ→2.3cm
-尾張手描友禅〈山田るり子〉-
非売品