今月の俳句
涼風の 曲がりくねって 来たりけり 小林一茶
表通りから裏に入った裏長屋の
またその奥のつきあたりにある我が家へは、
せっかくの涼風も曲がりに曲がりくねって
届くのだろうからもはや涼しくないと
一茶は江戸の町の住みにくさを憂いています。
家のつくりやうは夏をむねとすべし。
冬はいかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、
堪へがたき事なり。 吉田兼好
家の作り方は夏をいかに快適に過ごせるかを考えて造るとよい。
冬はどんなところにも住むことができる。
暑い頃、悪い住まいは堪えがたい事だ。
と兼好は徒然草で詠んでいます。
No.1 雄治
女性ならではの感性。
柔らかさ 繊細さ 心地良く
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